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札幌市は「金融・資産運用特区」に指定されたことを受け、再生可能エネルギーや金融を活用した街づくりの実現に向け、今後の方向性を確認しました。「特区の指定を受けて、これからが活用していくスタートになります」(秋元 克広 札幌市長)札幌市は、国内随一とされる北海道の再生可能エネルギーの特性を生かし、GX=グリーントランスフォーメーションに関する資金、人材、情報が世界中から集まる金融センターの実現を目指しています。6月4日に北海道とともに特区に指定されてから初めて、脱炭素社会を推進する本部会議を19日に開きました。秋元市長は、海外から進出する企業やその家族らが快適に働き、暮らせる環境づくりの検討を指示しました。事業者の公募や具体的な計画の認定は2024年度中となる見通しです。