2024年6月最新意識調査!比例投票先は立憲が首位!自民の支持率も回復傾向か?!選挙ドットコムちゃんねるまとめ

YouTube「選挙ドットコムちゃんねる」では、毎週選挙や政治に関連する情報を発信中です。

2024年6月18日に公開された動画のテーマは、2024年6月ハイブリッド調査結果の発表

毎月恒例の電話とネットのハイブリッドで行う最新調査結果をご紹介します。

ゲストにJX通信社代表の米重克洋氏をお招きし、最新の政党・内閣支持率などの意識調査について語っていただきました。

【このトピックのポイント】

  • 立憲の瞬間風速は終わり?!自民の政党支持率が回復傾向に?!
  • 内閣支持率は低迷維持!世論の関心も低迷中?!
  • 都知事選の内閣支持率への影響はあるのかないのか?!

2024年5月(前回)の政党支持率

前回5月の調査は、衆院3補選が行われた後のタイミングで行われました。

立憲民主党が政党支持率を少し上げ、比例投票先では瞬間風速的にポイントが上昇。

米重氏「自民党に対する不信感の強さと、その裏返しで野党を支持する風向きが少し強いといえる調査結果でした

今回の調査までの主なトピックはこちらです。

  • 政治資金規正法の改正案が衆議院を通過
  • 岸田総理がG7サミットに参加
  • 東京都知事選挙への立候補表明が活発化

MC千葉「米重さんが、注目をしているトピックはどちらでしょうか」

米重氏「政治資金規正法の改正案ですね」

「今国会の終盤に内閣不信任案が出てきた場合、ちょっと山場ができます。政治資金規正法の改正案がどのように成立するか、その後の展開に注目しています」と米重氏はコメントしました。

2024年6月(今回)の政党支持率

米重氏は「今回、立憲は少しだけ大きく動きましたが、全体として動きは小さい」と解説しました。

以前よりも立憲と自民の差が縮まってきていますが、それ以外の野党とはさらに差がある状態。「全体の構造は引き続き(変わらない)という結果」とコメントしました。

MC千葉「立憲は、(前回の)瞬間風速をここまで維持できなかったということでしょうか」

米重氏「維持できなったと言うより、イベントで一次的に発生した影響が、1カ月経って落ち着きました。それは自然な感じがします

2024年6月(今回)の内閣支持率

続いて、内閣支持率を見ていきましょう。

米重氏「まったく横ばいですね」

この1カ月に起こった出来事で、岸田内閣の支持率が大きく動く状況はありませんでした。この点については、報道各社も同じ傾向です。

自民党の政治とカネの問題に対する対応も、世論が厳しい見方をしている状況は、変わっていません。

全体として、内閣支持率や政党支持率に大きく影響する状況ではない」と米重氏は解説しました。

次に、年間の内閣支持率の推移も見ていきましょう。

MC千葉は「最近、東京都知事選がとても話題になっています。今、内閣がどんなことをやっているのかが注目されにくい状態にあるのではないか」という仮説を投げかけます。

米重氏は「中身が代わり映えしない、政治資金規正法の議論よりも、都知事選の方がSNSやテレビで面白い話題として取り上げられている」と同意しました。

加えて「(支持率に)今月動きがなかったということは、国政に対して、有権者の関心や期待が弱いということを、裏付けている」と解説しました。

MC千葉「ちなみに、都政の結果は、内閣支持率に変動を及ぼすものなのでしょうか」

米重氏は「あまり影響はないのではないか」と予想します。

その理由は、小池都知事は、自民党という政党ラベルを超えた存在

仮に、蓮舫氏が当選したら少し影響があるかもしれないが、小池氏が当選しても、違う方が当選したとしても、今の時点では、内閣支持率にはあまり関係がないのではないかと語っていました。

次期衆院選比例投票先

続いて、次期衆院選の比例投票先の結果を見ていきましょう。

MC千葉「自民党の電話調査が少し上がっているように見えます」

前回の調査では、立憲がトップになり、自民党と差をつけていました。

立憲が3勝した衆院補選後には瞬間風速的に上昇しましたが、1カ月経過し、今の時点では落ち着きました。

自民と立憲は横並び」と米重氏。「来月の結果がどうなるのかが、両党の勢いを可視化することになると思う」とコメントしました。

続いて、支持政党はない=無党派層の比例投票先もご覧いただきましょう。

今回は、無党派層では、立憲がトップ、次に自民、その次に維新という結果でした。

米重氏「先月ほどの流れではないにしても、引き続き、自民党に対する不信感は、野党第一党の立憲民主党の勢いにつながっていると言えます」

MC千葉「総じて、この1カ月を振り返ると、瞬間風速的なものが落ち着き、内閣支持率もほとんど動きませんでした。今後はどうなっていくのでしょうか

今国会で、政治資金規正法の改正案が通り、内閣不信任案が出たとしても、おそらく解散はなく否決されると米重氏は予想します。

その後は、自民党総裁選、立憲民主党の代表選などのイベントがあります。そのようなイベントや選挙や国会のスケジュールの兼ね合いで「色々また動いていくんだろうな」と米重氏は語っていました。

動画本編はこちら!

瞬間風速は落ち着いた?!拮抗する自民と立憲の差はいかに?!

選挙ドットコムちゃんねるは毎週火曜日から日曜日に公開!

ぜひ高評価とチャンネル登録をよろしくお願いいたします!

【政治家・候補者の写真は無料で掲載できます】
選挙ドットコムの政治家情報には顔写真などを無料で掲載することができます。有権者にとって候補者の写真は重要な情報ですので、掲載を希望される方はこちらのフォームよりお送りください。

政治家限定!
\選挙の最新情報をLINEで配信中/

友だち追加

© 選挙ドットコム株式会社