＜神戸発＞こんにちは、兵庫地域特派員のみんみん♪です。駅前再開発が進む三宮イースト。
続々と新店舗がオープンしていますね。その中でも大注目のラーメン店を紹介します。その名も「煮干しラーメン キングニボラ」。往年の特撮ファンには懐かしい響きではないでしょうか？4月6日にオープンしたばかりの新店です。
煮干し大怪獣「キングニボラ」上映中！
場所は、各線三宮駅から東へ徒歩5分程の距離にあります。阪急オアシスを通り越し、セブンイレブンが見えたところで右側の路地を入ると「キングニボラ」の看板と「上映中」の赤いのぼり、そしてかすかに広がる潮の香りに足が止まります。
秘密基地潜入！？
店内はカウンターのみで黒とメタリックで統一されたおしゃれな空間です。カウンターなので1人でも入りやすく男性はもちろん、女性1人で来られる方も多いそうです。
麺のメニューはニボラ（煮干しそば）、メカニボラ（濃厚煮干しそば）、マゼラ（煮干しまぜそば）の3種類と冷やし怪獣ニボジラスがあります。
待っている間もワクワク？ドキドキ？飽きることがありません。カウンターの目の前に広がる怪しい物体の数々に目がくぎ付けです。これはもしや・・・。
煮干し瓶詰め？オブジェ？顕微鏡？DANGERのテープ？ここは一体・・・特撮ファンにはたまらないサウンドがさらに臨場感を高めます。もしや秘密基地？考えている間に一番人気メニュー煮干しそば「ニボラ」（900円）登場です。
ニボラ現る！黒いスープはギャップ萌え！
一番人気煮干しそば「ニボラ」 900円
見た瞬間、スープが黒い！かなりの濃い味を想像します。まずはスープから。煮干しの出汁がスーッと入ってきてやさしいのどごしです。見た目とは相当ギャップを感じます。次に麺、自家製の平打ち麺がスープと絡み合って相性が良いです。海苔やむらさきタマネギのシャキシャキ感もアクセントになっておいしさ倍増です。チャーシューは2枚、安定のおいしさです。
メカニボラ 1200円
濃厚煮干しそばの「メカニボラ」（1200円）は出汁をとったあとの煮干しをスープと一緒にミキシングし、より濃厚に仕上げています。スープの濃いグレーがなんともメカメカしい「セメント系」と呼ばれています。店員さんより「うまみ成分が底にたまっているのでかき混ぜてから食べてください」と一言添えられました。底までかき混ぜてからスープをすすります。
なるほど「濃厚！」の一言です。そして煮干しの香りがやさしい♪
毎日大量の煮干しから丁寧に手間暇かけてスープが作られているのだろうと思いました。ニボラ同様、むらさきタマネギのシャキシャキ感、自家製平打ち麺が濃厚スープに良く合います。
自家製平打ち麺が濃厚スープと絡み合って相性抜群♪
煮干し酢
途中、煮干し酢を入れることであっさりマイルドになりました。また、替え玉は細麺なのでタイプの違うラーメンが食べられると評判だそうです。追いバター（100円）や白飯（100円）にスープを混ぜるなどいろいろな味変も楽しめそうですね♪
サイドメニューの特製イワシ飯（350円）はたっぷりの鰯が入った炊き込みご飯です。梅干しのさっぱりとごまがアクセントになりやさしい味です。最後にラーメンの煮干しスープを入れて茶漬け風にしてもおいしいそうですよ。
戦いはつづく・・・
「関西にはまだ少ない煮干しのラーメンを神戸の人にも食べてほしい」と店長の田中さん。たしかに！みんみんもここまで煮干し色の強いラーメンを食べたのは初めてでした。煮干しが全面にくることで、魚ならではの体にやさしい香りとお味でした。濃厚な見た目とのギャップがたまりません。胃もたれしないクセになる味です。
関西ではまだ珍しい煮干しラーメン、秘密基地に潜入したかのようなワクワク感と遊び心満載の店内は特撮ファンだけでなくお子様連れのご家族にもオススメです。クスッと笑えるInstagramも必見ですよ♪新店「キングニボラ」にぜひ一度足を運んでみてはいかがですか？
煮干しラーメン キングニボラ
住所：神戸市中央区雲井通4丁目1-23アスティ三宮105号
営業時間：11:00～15:00、18:00～22:00
定休日：月曜
