同学年の藤井聡太七冠を破り、初のタイトルを獲得した将棋の伊藤匠新叡王が、一夜明けた会見で心境を語りました。
伊藤匠新叡王: 「たくさんの方からお祝いの連絡をいただき少しずつ喜びがこみあげてきた」
20日、将棋の叡王戦五番勝負、第5局でタイトルを独占していた藤井聡太七冠を破った21歳の伊藤匠新叡王。
一夜明け、対局会場となった甲府市のホテルで会見し、信念をもってブレずに高みを目指すという意味を込め、「孤高」と書かれた色紙を披露しました。
将棋界のタイトルは藤井七冠と伊藤新叡王の同学年の2人の棋士が分け合うことになります。
一方、敗れた藤井七冠は対局後に、八冠から陥落したことについて「時間の問題だと思っていたのであまり気にせず、これからも頑張りたい」と話していました。