岸田文雄首相は21日、国会内で開かれた自民党代議士会に出席した。改正政治資金規正法を巡り「議論を進めるに当たり、大きな混乱とご迷惑をかけた。おわび申し上げる」と陳謝した。20日の代議士会に首相が出席しなかった対応に自民議員から批判が上がった経緯を踏まえたとみられる。首相の代議士会出席は今年1月26日の通常国会召集日以来。
規正法を巡る修正協議で公明党や日本維新の会の要求を受け入れた経緯を念頭に置き「大きな問題を起こしたのはわれわれだ。国民の厳しい目が注がれていることを考え、自民党を守るために総裁として決断した」と理解を求めた。
