梅雨前線の影響で熊本県内は未明から激しい雨を観測し降り始めからの総雨量が200ミリを超えたところもあります。この雨の影響で八代市では道路が陥没するなど被害が出ています。
県内は大気の状態が不安定となり20日から21日にかけて県南部を中心にまとまった雨が降りました。
20日の降り始めからの雨量は人吉市で216.5ミリ、球磨村一勝地で205.5ミリなど県南部で200ミリを超えています。
【原田光應カメラマン】
「横断歩道上の雨が川のように流れています」
この雨の影響で被害も出ています。
21日午前0時半ごろ、八代市東片町で道路が陥没しているのを通行人がみつけ警察に通報しました。
【渕上洋平カメラマン】
「きのうの大雨の影響でしょうか。数百メートルにわたって道路が崩落しています」
八代市によりますと、幅1メートルほど、およそ500メートルにわたり、市道の一部が陥没しているということです。
けが人などの情報は入っていないということです。
現在、周辺の道路は車両通行止めとなっていて、復旧のめどは立っていません。
気象台によりますと前線が南下しているためこのあとは大雨の恐れはありませんが
この土日は警報級の大雨が降る可能性があるということです。
最新の気象情報に注意してください。