県の元災害危機管理アドバイザー室崎益輝さんが能登半島地震の復興について講演

能登半島地震からの復興について県の元災害危機管理アドバイザー、室崎益輝(むろさきよしてる)さんが20日夜、珠洲市で講演しました。

珠洲市正院町(しょういんまち)にある仮設住宅の集会場で講演したのは防災の専門家で県の災害危機管理アドバイザーも務めた室崎益輝(むろさきよしてる)さんです。室崎さんは仮設住宅で暮らす住民など約40人を前に、被災者の自立のため仕事を作ることや住む場所を確保することの重要性を説明しました。

参加した市民:
「いろんな世代の人が集まって正院の町づくりのビジョンを語れるようなスタートが切れるような気がしました」

また講演後には住民から公費解体や町づくりについて質問が上がり、室崎さんは課題について「地域で話し合うことが解決の糸口になるのでは」と話していました。

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