藤井聡太七冠を破った伊藤匠新叡王が心境語る 「たくさんお祝いの連絡をいただき少しずつ喜び」

同学年で、全八冠を保持していた藤井聡太七冠を破り、初のタイトルを獲得した将棋の伊藤匠新叡王が、一夜明けた会見で心境を語りました。

伊藤匠 新叡王
「たくさんの方からお祝いの連絡をいただき、少しずつ喜びがこみあげてきた」

きのう、将棋の叡王戦五番勝負最終局でタイトルを独占していた藤井聡太七冠を破った21歳の伊藤匠新叡王。一夜明け、対局会場となった山梨県甲府市のホテルで会見し、信念をもってブレずに高みを目指すという意味を込め、「孤高」と書かれた色紙を披露しました。

将棋界のタイトルは、藤井七冠と伊藤新叡王の同学年の2人の棋士が分け合うことになります。

藤井七冠の地元・愛知県瀬戸市の複合施設では、8つのタイトルが書かれたのぼりのうち、「叡王」ののぼりが下ろされました。のぼりは、丸めた状態で再び吊され、藤井七冠が叡王のタイトルを奪還した時に掲げるということです。

パルティせと店舗会 野杁晃輔 事務局長
「ちょっと寂しいとか、悲しいという気持ちがあるが、今後も七冠を応援することは変わりない」

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