オフシーズン中のコアマッスル手術で13kg減ったと話す49erのTEキトル

サンフランシスコ・49ersのジョージ・キトル【AP Photo/John Locher】

パワーと相手を圧倒する走りで知られるサンフランシスコ・49ersのタイトエンド(TE)ジョージ・キトルが、オフシーズン中にコアマッスルの手術を受けたことで体重が落ちたと話している。

キトルは先日、ポッドキャスト番組の“Bussin’ With The Boys(バッシン・ウィズ・ザ・ボーイズ)”に出演した際に、スーパーボウルの時と比べて30パウンド(約13kg)体重が減ったと明かした。これまで体重を250パウンド(約113kg)前後で維持しながらプレーしてきたキトルは、1カ月トレーニングができなかったためにかなり体重が減ったという。

キトルは「ウェイトを持ち上ることができなかった」と『NBC Sports Bay Area(NBCスポーツ・ベイ・エリア)』に話している。

「肩と肋骨のケガで上半身のトレーニングができなかったし、コアマッスルの手術を受けたから下半身のトレーニングもできなかった。スーパーボウルが終わってから3月中旬まで何もできなかった。1カ月は何もするなと言われていたから、その通りにするしかなかったんだ」

大のジム好きだと自ら認めるキトルは、オフシーズンに体を鍛えるためにウェイトリフティングができないことが、大きな不安だったと話している。30歳のキトルはプレーできる体形を取り戻すために、あと10パウンド(約4.5kg)ほど体重を増やしたいそうだ。

キトルは回復に向けてのプロセスについて、「つらかったけど、今はかなり気持ちも落ち着いて、良かったよ。ほぼ100%の状態に戻ったと思っている」とつけ加えた。

昨シーズンはケガに悩まされたものの、キトルが欠場したのは、ポストシーズン進出がすでに決まっていたシーズン第18週の試合だけだった。

プロボウルに5回選出されているキトルは、49ersのベテラン選手がトレーニングキャンプに出席しなければならない7月23日(火)までに、オフシーズンのトレーニング計画を仕上げる必要がある。

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