「大谷翔平はリードオフマン体質」21号先頭打者弾に韓国メディア“独特表現”「勝利を陣頭指揮した」

ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平(29)が、自らが“リードオフマン体質”であることを再び証明し、チームの勝利を陣頭指揮した。

ドジャースは6月21日(日本時間)、敵地クアーズ・フィールドで行われたコロラド・ロッキーズ戦で5-3と勝利した。

「1番・指名打者」で出場した大谷は、3打数1安打(1本塁打)、1打点、2四球、1三振の活躍を見せた。

ドジャースは同日の勝利で47勝30敗とし、ロッキーズとの4連戦を3勝1敗で勝ち越した。

この日の試合開始を知らせたのは大谷だった。

大谷は1回表に先頭打者で打席に立つと、ロッキーズ先発投手タイ・ブラック(33)が4球目に投じた89.1マイル(約143.4km)のシンカーを逃さず、中越えの先頭打者本塁打を放った。これで今季21号目となり、ナ・リーグ本塁打ランキングで単独首位に立った。

2ボール1ストライクから4球目を捉えた打球は、速度101.5マイル(約163.3km)、飛距離427フィート(130.1m)を記録した。

2回表の2打席目は冷静に四球を選んだが、4回表の3打席目はフルカウントの末、6球目のチェンジアップで三振に倒れた。6回表、無死一塁で迎えた4打席目も中飛で打ち取られた。8回表はの5打席目は申告敬遠で出塁した。

大谷は1打点にとどまったが、ドジャースはウィル・スミス(29)とフレディ・フリーマン(34)がそれぞれソロ本塁打を放つなど、4回までに5点差と広げた。

(写真提供=AP/アフロ)大谷翔平

投手陣は先発ギャビン・ストーン(25)が5回まで無失点で粘るも、6回に打者2人を四球で塁に出し、エラウリス・モンテロ(26)の安打で一死満塁の危機に追い込まれた。直後にストーンは降板し、ブレーク・トライネン(35)が登板したものの、ジェーク・ケープ(31)に2点適時打を許し5-2と迫られた。

その後、8回にはロッキーズがライアン・マクマーン(29)のソロ本塁打で2点差に縮めたが、追撃はここまで。を許した。最終9回はエバン・フィリップス(29)がロッキーズ打線を三者凡退で抑え、ドジャースが勝利を手にした。

ドジャースの先発投手ストーンは、5.1回を投げて4被安打、2四球、7奪三振、2失点の好投を見せた。

打線では先頭打者本塁打を放った大谷のほか、テオスカー・ヘルナンデス(31)が5打数3安打を挙げ、フリーマンとクリス・テーラー(33)もマルチヒットの活躍を見せた。

(記事提供=OSEN)

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