【独自】自民党、3年以上“休眠状態”の「選択的夫婦別姓」プロジェクトチームを再開へ

経済界からも導入を求める声が上がる「選択的夫婦別姓」について、自民党は3年以上休眠状態となっていたプロジェクトチームを再開させる方向で調整に入りました。

自民党は3年前、「選択的夫婦別姓」を議論するプロジェクトチームを設置しましたが、党内の推進派と慎重派の対立が深く、本格的議論は2021年の衆院選の後に先送りされていました。

自民党は「社会情勢を踏まえ、党内に議論する場が必要」として議論を再開させる方針で、座長には逢沢一郎党紀委員長を充てる方向で調整に入ったということです。

経済界からも“ビジネス上も選択的夫婦別姓は先送りのできない最重要課題”との声が上がる中、自民党は、まずは国会で議論する前の環境整備を目指す考えです。

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