梅雨入り早々、警報級の大雨に 23日(日)は今年一番の大雨の所も

きょう21日(金)、近畿・東海・関東甲信地方で梅雨入りが発表されました。

太平洋高気圧の北への張り出しが弱く、
各地、平年より2週間以上遅れての梅雨入りとなりました。

ただ、梅雨入り早々、関東地方では梅雨前線や低気圧の影響で、
土砂降りの雨となっており、
きょうの夕方にかけて、関東地方では土砂災害や河川の増水などに注意・警戒が必要です。

あす22日(土)は関東など東日本の雨は一旦、小康状態となりますが、
23日(日)~24日(月)は、まだ梅雨入りしていない
中国地方や北陸、東北地方でも警報級の大雨となる恐れがあります。

23日(日)になると梅雨前線は一気に日本海側まで北上する見込みで、
24日(月)にけて、今年一番の大雨となる所も多くありそうです。

低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、
低気圧や前線に近い日本海側ほど大雨となる恐れがあります。

石川県など、能登半島地震で地盤が緩んでいる所などでは、
少しの雨でも、土砂災害などに注意・警戒が必要です。

また、週明けにかけて、前線が南下すると、関東など東日本でも
再び警報級の大雨となる恐れがありますので、最新の雨の情報にはご注意ください。

今年の梅雨は、大雨と蒸し暑さが交互にやってきて、
メリハリのきいた梅雨となりそうです。

梅雨に入り、本州付近に前線が停滞しやすくなったとはいえ、
時々、低気圧や前線が抜けて、晴れ間の出る時間もあります。

週間予報を見てみると、曇りや雨マークが並んでいますが、
梅雨空が続く中で、晴れ間もあり、晴れると30℃を超える真夏日となる日もありそうです。

この先は、大雨の情報と、梅雨の晴れ間は熱中症に十分注意が必要です。

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