Synspective、70億円を調達–第三者割当増資での累計調達額は281.9億円

小型の合成開口レーダー(SAR)衛星を開発、運用するSynspective(東京都江東区)は6月20日、シリーズCラウンドの第三者割当増資で70億円を調達したことを発表した。第三者割当増資での累計調達額は281.9億円、融資契約額は83億円を達成した。

新たに調達資金は、小型SAR衛星の開発や製造、打ち上げ、運用、量産施設の本格稼働に向けた準備、衛星データシステムの開発とグローバル展開などにあて、事業拡大を目指すとしている。今回第三者割当増資を引き受けたのは以下の通り(投資事業有限責任組合=ファンド、一部非公開)。

  • 野村スパークス・インベストメントが運用する日本グロースキャピタル投資法人
  • ジャフコグループが運用するファンド
  • みずほキャピタルが運用するファンド
  • エースタートが運用するファンド
  • 大和ハウスグループファンド
  • りそなキャピタル8号ファンド
  • 豊田合成
  • トヨタ紡織
  • 高橋直司
  • 成毛眞

Synspectiveは、小型SAR衛星の4機目となる「StriX-3」の軌道投入に成功StriXコンステレーション構築で2025~2027年に衛星10機を打ち上げることでRocket Labと合意している。

関連情報
Synspectiveプレスリリース

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