地方での映画ロケの支援をしているジャパンフィルムコミッションの総会が長崎県佐世保市で開かれ、映画監督らがロケ地としての長崎の魅力を語りました。
フィルムコミッションはロケ誘致をしたり撮影が円滑に進むようサポートを行う組織で、その全国ネットワークジャパンフィルムコミッションが今年の総会を長崎県佐世保市で開きました。
佐世保市観光コンベンション協会 横山亜津子さん:
「我々としては作品を活用して、地元の人たちに喜んでもらうというのが大事な使命かなと思ってまして」
20日はシンポジウムが開かれ、佐世保市が舞台となった映画「坂道のアポロン」の監督、三木孝浩さんらが『クリエイター側から見たロケ地選定の着目点』や『長崎の可能性』について語りました。
映画「坂道のアポロン」監督 三木孝浩さん:
「地元の人たちがここは観光地じゃないというところもロケ地の魅力じゃないかと思うので《観光地になりうる可能性》があるのがロケ誘致の魅力じゃないかと思うので、それを提供できるような作品作りをできたらいいなと思います」
ドラマや映画で紹介されることは地方の観光客誘致につながることからフィルムコミッションの活動は観光の活性化への取り組みとして注目されています。