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気象庁は6月21日、近畿地方が「梅雨入りしたとみられる」と発表しました。2023年よりも23日遅い梅雨入りです。
気象庁は21日、近畿と東海、関東甲信で「梅雨入りしたとみられる」と発表しました。21日朝にかけて前線に伴う雲が近畿地方にかかり、雨脚が強まりましたが、西日本では雲が少なくなってきています。
大阪管区気象台によりますと、近畿地方の梅雨入りは平年より15日、2023年より23日も遅く統計史上3番目の遅さだということです。
2024年は全国的に梅雨入りが遅くなっていて、神戸地方気象台によりますと、平年と比べて前線が日本列島と離れた南の海上にあり、前線や湿った空気の影響を受けにくかったことが理由だということです。
兵庫県では、向こう一週間も前線や湿った空気の影響で曇りや雨の日が多くなる見込みです。