倉敷市水道事業経営審議会は21日、伊東香織市長に対して水道料金の適正水準に関する答申を行いました。
それによりますと、2025年度からの3年間で、現行の料金体系による収入に対し、物価上昇の影響や水道施設の更新・耐震化に必要な経費などを考慮すると42.4億円不足することから、「平均改定率20.82%の引き上げが必要」としています。
倉敷市は答申を尊重し、市民生活への影響を考慮した上で料金改定について検討していくとしています。
20.82%の引き上げが行われた場合、平均的な4人世帯の1か月の水道料金は458円上がると試算しています。
岡山県内の自治体では、岡山市が2024年4月から平均15.7%の引き上げを実施しており、さらに2026年4月以降は平均20.0%の改定を実施します。