「Believe」怒涛の伏線回収ラッシュとめがね橋を歩く狩山夫妻に反響 「陸が図面で顔覆って涙こらえるシーンで涙腺崩壊」

「Believe-君にかける橋-」(C)テレビ朝日

木村拓哉が主演するドラマ「Believe-君にかける橋-」(テレビ朝日系)の 最終話が、20日に放送された。(※以下、ネタバレあり)

テレビ朝日開局65周年として制作される本作は、大手ゼネコンで橋づくりに情熱を燃やす、狩山陸(木村)が刑務所に収容されるという困難に見舞われながらも、決してあきらめることなく希望と再生の道を模索していくヒューマンドラマ。

闇の真相をつかんだ狩山は、身の危険も顧みず全貌を明らかにしようと決意していた。共に真相を追い求めてきた刑事・黒木正興(竹内涼真)と離れ、狩山は単独行動を開始する。

警察に包囲される中、自宅に戻った狩山は、妻・玲子(天海祐希)の監禁罪で逮捕されてしまう。だが、狩山はまだ諦めずに次なる戦いに備えていた。

そんな中、本宮絵里菜(山本舞香)が、玲子のもとを訪れてコピーしていた重要証拠が入ってるSSDを手渡す。一方、弁護士・秋澤良人(斎藤工)が狩山の収監先に訪れて、崩落事故の再審請求を進めると告げる。

検察へ送致される日、狩山は白石管理官(前川泰之)から、「事故のことを蒸し返すな」と司法取り引きを持ちかけられる。しかし、黒木刑事がその場に現れて、「だまされるな」と助言。

狩山の裁判の日、玲子は磯田社長(小日向文世)に会いに行く。しかし、玲子は狩山が描いた橋のスケッチを手渡してすぐに帰る。スケッチに目を通した磯田は、改めて狩山の思いを知ることに。

裁判では、弁護士の秋澤がSSDの中身を公開し、磯田社長が隠ぺいした発注書などの存在が明らかにされた。その後の公判で懲役1年が確定すると、崩落事故についても再審の必要があると言い渡された。そして2025年、静岡中央刑務所の面会室にいた狩山の姿が写し出されると…。

放送終了後、SNS上には、「今期、最高傑作。 このドラマのテーマは、 最愛の妻を亡くした男の人生の再出発を描く物語なのだと解釈」「ラストのめがね橋の素晴らしさ。そして妻・玲子とのやり取りに涙」「(玲子が)余命1年から回復とかあり得ないがそれでも、生きて欲しかった。せめて、陸と橋を渡るまでは」などのコメントが投稿された。

またこのほか、「玲子がいない現実を突きつけられた陸が、図面で顔覆って涙こらえるシーンで涙腺崩壊した」「刑期と余命を考えれば、おそらく獄中で玲子さんの死を知らされたのだろうなぁ。明るい未来を見せてくれるラストだった」「結局、政治家が逃げ切った形がリアル。狩山と収監中の社長とのやり取りも圧巻だった」といったコメントも投稿された。

「Believe-君にかける橋-」(C)テレビ朝日

© 株式会社共同通信社