13日、甘粛省博物館「芸術生活館」で売られているミュージアムグッズ。（蘭州＝新華社記者/馬莎）
【新華社蘭州6月21日】中国甘粛省蘭州市の甘粛省博物館で19日、ミュージアムショップや書店、カフェを併設する施設「芸術生活館」がオープンした。
敷地面積約1200平方メートル、2階建てのビルで、館内には彩文土器を模したビスケットやアロマ製品、青銅器をモチーフにしたぬいぐるみやグラフィティアートが並び、文化財の図案が描かれた洞窟風スペースに寝転んで読書する人の姿も見られた。
芸術生活館は1980～90年代生まれのクリエーターらが設計。中国各地や世界のカフェやミュージアムショップを参考にした。
13日、甘粛省博物館「芸術生活館」で売られているミュージアムグッズ。（蘭州＝新華社記者/馬莎）
同博物館文化クリエーティブセンターの崔又心（さい・ゆうしん）総経理は「若者の伝統文化に対する関心は高まっているが、文化を見る視点はそれぞれ異なる。この場所で共鳴点を探してほしい」と述べた。
イメージを具現化するために設計チームが変更を重ねたデザイン案は20種類を超える。若いデザイナーらはゼロから装飾を学び、現場に3カ月以上滞在した。
13日、甘粛省博物館「芸術生活館」でミュージアムグッズを選ぶ人たち。（蘭州＝新華社記者/馬莎）
館内は書店、ミュージアムショップ、カフェ、ベーカリー、アート展示の五つのエリアに分かれ、各エリアとも細部に至るまで文化的雰囲気にこだわった。彩文土器を例に挙げると、モチーフにしたビスケットもあれば、当時の工芸技術を体現した現代アート作品も並ぶ。陶磁器の生産地として有名な江西省景徳鎮市のアーティストとのコラボ作品展示では、展示台も彫刻家が制作した。
文化財とミュージアムグッズ、アートと生活の融合は若者の好みにもマッチし、6月初旬のプレオープン以来の来場者は1日当たり5千人を超え、発売と同時に完売したぬいぐるみも少なくないという。（記者/何問、馬莎）
19日、甘粛省博物館「芸術生活館」を訪れた人。（蘭州＝新華社記者/馬莎）
13日、甘粛省博物館「芸術生活館」に設けられた図書閲覧エリア。（蘭州＝新華社記者/馬莎）
19日、甘粛省博物館「芸術生活館」で、ミュージアムグッズを買う列に並ぶ人たち。（蘭州＝新華社記者/馬莎）
19日、甘粛省博物館「芸術生活館」を訪れた人。（蘭州＝新華社記者/馬莎）
13日、甘粛省博物館「芸術生活館」でミュージアムグッズを選ぶ人たち。（蘭州＝新華社記者/馬莎）
19日、甘粛省博物館「芸術生活館」で売られている文化財をモチーフにしたビスケット。（蘭州＝新華社記者/馬莎）
13日、甘粛省博物館「芸術生活館」でミュージアムグッズを見る人。（蘭州＝新華社記者/馬莎）
13日、甘粛省博物館「芸術生活館」の図書閲覧エリアでくつろぐ人。（蘭州＝新華社記者/馬莎）
13日、甘粛省博物館「芸術生活館」でミュージアムグッズを選ぶ人たち。（蘭州＝新華社記者/馬莎）
13日、甘粛省博物館「芸術生活館」に並ぶミュージアムグッズ。（蘭州＝新華社記者/馬莎）
13日、甘粛省博物館「芸術生活館」に並ぶミュージアムグッズ。（蘭州＝新華社記者/馬莎）
13日、甘粛省博物館「芸術生活館」に並ぶミュージアムグッズ。（蘭州＝新華社記者/馬莎）
13日、甘粛省博物館「芸術生活館」で売られているミュージアムグッズ。（蘭州＝新華社記者/馬莎）
13日、甘粛省博物館「芸術生活館」でミュージアムグッズを見る人たち。（蘭州＝新華社記者/馬莎）
13日、甘粛省博物館「芸術生活館」で、文化財をラテアートにしたコーヒーを味わう人。（蘭州＝新華社記者/馬莎）
