去年1月、JR博多駅前で、元交際相手の女性を刺殺したとして殺人などの罪に問われている男の4回目の公判が開かれ、男は「自首を初めにしておけばよかった」と述べました。
起訴状などによりますと寺内進被告(32)は去年1月、JR博多駅前の路上で、元交際相手の川野美樹さん(当時38歳)を包丁で複数回刺し殺害した罪などに問われています。
21日福岡地裁で開かれた裁判員裁判の4回目の公判で被告人質問が行われました。
事件直後について寺内被告は、「頭が真っ白になってどうすればいいかわからなくなった。自首を初めにしておけばよかったがなぜか行けなかった」と当時の心境を述べました。
さらに川野さんへの接近禁止命令が出ているにもかかわらず、話しかけたことについては「興奮していた」としました。
判決は28日に言い渡されます。