香川県が「手足口病」流行警報を発令 岡山県でも増加 乳幼児は注意が必要

香川県は21日、手足口病の流行警報を発令しました。石けんや流水で手洗いし、タオルの共用は避けるなどの感染予防に努めるよう呼びかけています。

香川県が指定する28の小児科から報告があった感染者数が、1医療機関あたり5.71人と警報レベルの5人を超えました。岡山県でも定点あたり4.69人と増加しています。

香川県と岡山県によりますと、手足口病は口の中や手足などに水疱性の発疹が出るウイルス感染症で、乳幼児を中心に主に夏に流行します。約3分の1に発熱がみられ、症状が治まっても2~4週間にわたって便の中にウイルスが排出されるため、乳幼児が集団生活している保育園などでは特に注意が必要だということです。

香川県での警報発令は、2021年11月以来です。

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