『LINE』で金の取引を装った投資詐欺 壱岐の女性(50代)が約1100万円騙し取られる【長崎】

また「SNS型詐欺」の被害です。

SNSで知り合った相手から投資話を持ち掛けられ、壱岐市の女性が現金1100万円あまりを騙し取られました。

同様の詐欺事件は今年に入り急増しています。

被害にあったのは壱岐市内に住む50代の女性です。

警察によりますと女性は今年4月、インスタグラムで「ジャック」と名乗る男にフォローされたことをきっかけに、やり取りを始め、1カ月後に男から無料通話アプリLINEで金の先物取引の投資話を持ち掛けられました。

「100万円で15万円くらいの利益が出る」などと言われ、話を信じた女性が指定された口座に50万円を振り込むと、男からは10万円が振り込まれました。

その後、女性は7回にわけて現金を振り込み、計1181万円を騙し取られたということです。

県警によりますと、今年1月から5月末までに発覚したSNS型詐欺の被害は77件で、被害額は約4億8千万円にのぼります。

県警はSNSなどで「投資で絶対儲かる」などと言われ、現金を振り込むよう指示された場合は詐欺を疑うよう注意を呼びかけています。

© 株式会社テレビ長崎