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アジア卓球選手権兼世界卓球選手権アジア大陸予選会日本代表選手選考会<6月20~21日/東京都北区赤羽体育館>
6月21日、女子シングルス決勝で大藤沙月(20=ミキハウス)が佐藤瞳(26=ミキハウス)をゲームカウント3-2で下し、優勝を果たした。
2024年5月のWTTフィーダーカッパドキア決勝と同じ組み合わせとなった決勝戦。そのときは3-0で大藤が勝利していた。
佐藤はバック側は鉄壁のカットで粘り、フォア側は攻撃も多く織り交ぜて優位に立ち、11-6で先制する。
2ゲーム目も佐藤がカットで耐え忍びつつフォアハンドをさく裂させ、6-9から5点連取で奪取。だが大藤はミスの出ないカット打ちで11-9で3ゲーム目を取り返す。
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次も丁寧にドライブで佐藤の堅守を崩した大藤が10-6とゲームポイントを握り、佐藤の猛追を12-10で振り切る。
最終第5ゲーム、佐藤はロングカットで何度でも粘り、しびれを切らした大藤のミスを誘発し、5-1とリードする。
だが大藤はミドル攻めや変化サーブ、ドロップショットまで決めて一気に連続得点し、最後はフォアドライブを打ちきり11-7として、ゲームカウント0-2から逆転勝利した。
勝った大藤は、2024年10月のアジア選手権シングルス代表に内定した。
<アジア卓球選手権兼世界卓球予選会日本代表選考会 女子シングルス決勝>
大藤沙月 3-2 佐藤瞳
6-11/9-11/11-9/12-10/11-7