BenQ、コーディングモード搭載のプログラミング向けモニター “RDシリーズ” 3機種

「RD280U」(Image:BenQ)

ベンキュージャパンは、プログラミング向けモニター “RDシリーズ” から、24.1インチワイドモデル「RD240Q」、28.2インチワイドモデル「RD280U」「RD280UA」の3モデルを6月28日発売する。各モデルの市場想定価格(税込)は以下のとおり。

  • 「RD240Q」:75,000円前後
  • 「RD280U」:110,000円前後
  • 「RD280UA」(モニターアーム付属モデル):116,000円前後

3モデルともノングレアIPS液晶パネル/LEDバックライトを採用し、視野角は上下178度/左右178度、応答速度5msの仕様も共通となる。RD240Qは、解像度がWQXGA(2,560×1,600)、アスペクト比16:10、輝度300cd/m2。RD280U/RD280UAは、解像度が4K(3,840×2,560)、アスペクト比3:2、輝度400cd/m2(HDR時)で、パネル表面には光の反射をさらに抑制するファインコート仕上げを施した。

RDシリーズ共通機能として、プログラミングにおけるコードの視認性を高めるための独自モード「コーディングモード(ライト・ダーク)」を搭載。従来モデルよりもカスタマイズ性が向上しており、文字を識別しやすくすることで、長時間使用による眼精疲労を抑えられるとしている。

同様に眼精疲労を低減するアイケア技術として、周囲の環境光をセンサーで検知して自動的にモニターの明るさを調整する「B.I.Gen2(ブライトネスインテリジェンス)」や、暗い環境に適した最低輝度での表示を可能とする「夜間プロテクション」といった機能を搭載する。

ディスプレイ下部には、ファンクションバーを搭載。コーディングモードをワンタッチで切り替えられるコーディングホットキーや、ブルーライト軽減/夜間プロテクションなどの設定状況を表すLEDインジケーターなど、好みの調整機能を割り当てることが可能だ。

RD280U/RD280UAはKVMスイッチを搭載しており、1台のモニターに対して2台のPCを接続し、切り替えながら使用することが可能。暗い環境で作業をする際、目の負担を低減するための背面バックライト「MoonHalo」も採用している。

主な入出力端子はHDMI×2基、DisplayPort×1基、USB Type-C×2基(入力×1、出力×1)を共通して装備。USB Type-Cは90W給電に対応。デイジーチェーン接続も可能で、最大4台の外付けモニターに拡張できる。

RD240Qは、消費電力(待機時)が178W(0.5W)、ティルト角度が-5度/20度、スウィーベルが15度/15度、外形寸法が533.6W×412.1~522.1H×228.6Dmm、質量が約7.6kg。

RD280Uは、消費電力(待機時)が205W(0.5W)、ティルト角度が-5度/20度、スウィーベルが15度/15度、外形寸法が610.4W×474.3~587.3H×244.5Dmm、質量が約10.4kg。

RD280UAは、消費電力(待機時)が205W(0.5W)、ティルト角度が-5度/30度、スウィーベルが275度/275度、外形寸法が610.4W×602.2~732.2H×476Dmm、質量が約11.4kg。

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