「3割40本100打点打てるポテンシャルある」 ラミレスがいま最も期待する現役選手は

元プロ野球選手のラミレスさんが2024年6月4日、古田敦也さんのYouTubeチャンネル「フルタの方程式」に出演。期待している選手と現役選手で凄いと思う打者について語った。

「とてつもないポテンシャルを秘めている」

ラミレスさんは「誰が次に来るかはっきり言うのは難しい」としながらも、期待している選手として挙げたのは、阪神の佐藤輝明選手。

ラミレスさんは佐藤選手について現状では「それほど数字は残していない」としながらも「とてつもないポテンシャルを秘めている」と佐藤選手のポテンシャルの高さについて言及した。

「3割40本塁打100打点のポテンシャルはあるが、そこまで育っていない。20本塁打しか打っていなくて、そこそこだ。でも凄い選手になるポテンシャルはある。甲子園は打つのが凄く難しいからね。それでも彼なら30本塁打以上打てると思う」

佐藤選手の今季の成績は44試合に出場し打率.204、3本塁打、17打点。1年目の2021年には24本塁打を放っている実績があるだけに、今後の活躍が期待される。

凄いと思う現役打者は?

ラミレスさんは凄いと思う現役打者について、DeNAの牧秀悟選手を挙げた。現在のNPBで「最高の右打者」だと語った。

「今の牧なら、おそらく2冠を取れると思う。ホームランは巨人の岡本やヤクルトの村上の方がパワーがあって3冠は難しいと思う。でも、打率3割35本塁打100打点以上で言えば、今は牧だと思う。おそらく今のNPBで最高の右打者だろう」

牧選手はここまで54試合に出場し打率.258、8本塁打、27打点の成績を収めている。

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