横浜F・マリノスは21日、セルヴェットへ期限付き移籍していたFW西村拓真の復帰を発表した。背番号は「9」となっている。
1996年10月22日生まれで現在27歳の西村は、2015年に富山第一高校からベガルタ仙台に入団しプロキャリアをスタートさせた。徐々に出場機会を増やすと、2018年以降はロシアのCSKAモスクワやポルトガルのポルティモネンセへのレンタルを経験し、2022年1月に横浜FMへ完全移籍加入。攻撃の主軸として公式戦通算81試合出場20ゴール6アシストという成績を残し、2022年の明治安田J1リーグ制覇にも大きく貢献した。
1月に横浜FMと20224シーズンの契約を更新した西村は、2月にセルヴェットへ買い取りオプション付きのレンタルで加入。スイス・スーパーリーグで14試合出場3ゴール、カップ戦で3試合出場1ゴールという成績を残したものの、買い取りオプションの行使には至らず、わずか半年足らずでの退団が発表されていた。
再び横浜FMでプレーすることとなった西村は、クラブ公式サイトを通じて「横浜F・マリノスのエンブレムを背負う以上、自分にできることを全力でやりたいと思います！ 応援よろしくお願いします！」と意気込みを示している。
今シーズン、ハリー・キューウェル監督を迎えた横浜FMは2024明治安田J1リーグでここまで17試合を消化し6勝5分6敗・勝ち点「23」の12位につけている。
