35歳松平賢二がアジア選手権代表に!17歳松島輝空を決勝で下す【卓球 アジア選手権 代表選考会】

2024年アジア卓球選手権兼2025年世界卓球選手権アジア大陸予選会日本代表選手選考会<6月20~21日/東京都北区赤羽体育館>

6月21日、男子シングルス決勝で松平賢二(35=協和キリン)が松島輝空(17=木下グループ)をゲームカウント3-2で破り、優勝を果たした。

世界卓球2024代表でパリ五輪リザーブにもなり、飛ぶ鳥を落とす勢いの松島。選考会の本命に対して、水谷世代で残る数少ないファイター、35歳の松平が挑んだ。

気合十分の松平は、鍛え抜かれた体からの両ハンドをたたき込み、カットブロックまで決めて11-8で先制する。

第2ゲームも松平のサーブで崩してからの強打やバックカウンターがさく裂し、11-5で奪う。だが次は冷静にボールのコースを散らした松島が11-6で取り返す。

4ゲーム目も中盤まで松島が大きくリードし、松平が鋭い両ハンドで猛追するも、再び松島が突き放し11-8で取る。

しかし最終第5ゲーム、松平のサーブレシーブがよく一気に5-1とリード。ラリーでも打ち勝った松平が11-5で奪い、優勝を決めた。

日本の超新星に勝利した松平は、2024年10月のアジア選手権シングルス代表に内定した。

<アジア卓球選手権兼世界卓球予選会日本代表選考会 男子シングルス決勝>

松平賢二 3-2 松島輝空
11-8/11-5/6-11/8-11/11-5

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