愛媛産はだか麦8割のウイスキー「ひめの琥珀」完成 大洲の酒店など開発 蒸留所設置目指す【愛媛】

生産量日本一の愛媛産のはだか麦を主に使ったウイスキーがこのほど完成し、県庁では21日に開発した企業の経営者らが中村知事に報告しました。

琥珀色に輝く液体。愛媛県のはだか麦で作ったクラフトウイスキー「ひめの琥珀」です。原料に占めるはだか麦の割合は8割。全国でも珍しいといいます。

開発したのは、大洲市にある小谷酒店の小谷順一社長や東温市の農業法人の代表ら3人。新潟県の酒造メーカーで蒸留しました。

県庁では小谷順一社長らが中村知事に商品の完成を報告しました。「ひめの琥珀」は樽で約1年半熟成。麦の香ばしさが感じられる逸品です。

鈴木瑠梨キャスター:
「もう芳醇な香りが漂っています。いただきます。すっきりとはしているんですが、ほのかにはだか麦の穀物の香りが広がります」

小谷順一社長:
「若い人は飲まないんですよね。消費量が凄く落ち込んでいる状況の中で、37年間日本一というはだか麦を使って何かできないかと。それによって大洲も愛媛県も一緒に盛り上がっていけたらなと。そういう思いで作りました」

小谷酒店は2年後を目途に大洲に専用の蒸留所を作り、生産することを目指していて、8月からクラウドファンディングを始める予定。今回完成した200mlの原酒を返礼品にするということです。

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