「追突されて相手方が逃げた」飲酒運転で追突事故起こし逃走…会社員の男(47)を逮捕 基準値2倍以上のアルコール検出

酒気帯びで車を運転し、前方の車に追突する事故を起こした上、事故現場から逃げたとして、21日、鳥取県鳥取市の男(47)が、鳥取警察署に逮捕されました。

飲酒運転及び事故不申告の容疑で逮捕されたのは、鳥取県鳥取市に住む自称会社員の男(47)です。

警察の調べによりますと、男は6月20日午後6時半頃、酒気帯びで軽乗用車を運転し、鳥取市の県道(片側一車線の道路)を走行中、店舗駐車場に入るために右折待ちで停止中の軽乗用車に追突しましたが、最寄りの警察署に報告せず、その場から逃走した疑いが持たれています。

軽乗用車を運転していた女性(40代)が、追突された直後に警察に「追突されて相手方が逃げた」という110番通報し、事故が発覚。
女性への聞き取りなどの、所要の捜査の結果、男の容疑が固まったとして、21日午前2時半頃に逮捕しました。

女性は、気分不良で病院に救急搬送されましたが、大きなけがはないとみられています。男にけがはありませんでした。

また、男が運転していた軽乗用車は前部バンパーが破損、女性が運転していた軽乗用車は後部バンパーが破損しました。

調べに対し、男は「飲酒運転をして事故を起こし、逃げたことに間違いない」と容疑を認めています。

男からは、飲酒運転の基準値の2倍以上にあたる呼気1リットルあたり、0.35mgのアルコールが検出されました。

事故原因や飲酒先、飲酒量などについて、鳥取警察署が調べています。

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