MEGUMI「息子と険悪に…」衝突し悩んだ過去 吉田鋼太郎「恥ずかしいことはしない」親としての生き方

2024年6月23日(日)の『ボクらの時代』は、俳優の吉田鋼太郎さん、女優のMEGUMIさん、映画監督・ドラマプロデューサー・脚本家の山口雅俊さんが登場します。

6月21日から公開されている映画『おいハンサム!!』に出演している吉田さんとMEGUMIさんが、親としての生き方を語りました。

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吉田鋼太郎「恥ずかしいことはしない」親としての生き方

映画の中で3人の娘をもつ夫婦を演じた吉田さんとMEGUMIさん。
プライベートでもそれぞれ子供を持つ親として感じていることを語りました。

吉田:
この年で幼い子供がいるんです。
子供が生まれた年が62歳だったんだけど、まさかこの年で子供ができるとは全く想定していなかった。
転機というか、「自分って62歳で子供を生んで育てようとまだ思えるんだ」とビックリした。

MEGUMI:
でも人生を熟知して今、小さい子供がいるって、ものすごくいろんなことができるじゃないですか。
私は幼くして子供を生んでいるので(子育てに)後悔しかない。
もっといろいろ分かっておけばよかったなと思います。

山口:
子供たちが大きくなったときに、どうなればいいと思いますか?
子供がどういう人生であれば幸せだと思うんですかね。

吉田:
僕はどこかで自分が子供だったときの気持ちでまだいる。
だから結局、子供に何を言ったって無駄だよね。
親が「こうしてくれ」と思ったことは、子供は聞かないと思っていた方がまず間違いないと思う。

子供の前で恥ずかしいことだけはしないでおこうと思う。
それしかないね。
子供に何かを命令するのではなくて、自分がちゃんとしようと思う。

そんな吉田さんの言葉にMEGUMIさんは「子供は親を見ていますからね!」と深くうなずいていました。

MEGUMI 息子と険悪に…理想の母親像とは?

15歳の息子の母親でもあるMEGUMIさん。
山口監督が「どういう母親でありたいというのはあるんですか?」と質問すると、息子との接し方で悩んだことや、理想の母親像について明かしました。

MEGUMI:
最初は全部レールを敷いていたんですよね。
「あそこの塾に行けばいい」「食べ物もこれがいい」とかやっていたんですけど、息子はそれを全部拒否するようになるんですよね。
それにものすごく戸惑いながらも、(息子への)愛は増えていって…
「私は(息子のことを)分かっているのに!」ってなってしまい、息子とかなり険悪になってしまったんです。

今は少し落ち着き、海外の学校に行ったので距離が物理的にできると「自分の息子も個人の人間で全く自分と違うから、もうここからは自分でどうぞ」というふうになれた。今は理想の母親像に少し近づいたかな、と…。

最初は息子にエゴを押しつけていた…。
「こうなった方がいい!絶対そっちの方がいい!」と思っていたし、それが息子にとって迷惑なこと、愛が重いということに気がついていなかった。

でも「あなたのいい感じにどうぞ。別にお金持ちでも、そうじゃなくても、何でもいいんじゃない」と思えたことが、もしかしたら自分の理想の母親像に近づいたかなと思います。
自分のこと以外でこんなに苦しいのって子供だけですよね…本当に弱点ですね(笑)

ほかにも、吉田さんの「家事が大好きな話」やMEGUMIさんの「演技の先生についての話」、山口監督の「大変だけど作品の中に必ず入れる大事なシーンの話」など、さまざまな話題を展開します。

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