【MLB】「そんな悪い球じゃなかったのに……」大谷翔平に先頭打者アーチを許した左腕、驚き隠せず 「妥当な結果だと思う」と嘆き

ドジャース大谷翔平投手は20日(日本時間21日)、敵地でのロッキーズ戦に「1番DH」で先発出場。今季21号の先頭打者アーチを含む3打数1安打1打点と活躍し、5-3の勝利に貢献した。21日(同22日)からは本拠地で古巣エンゼルスを迎え撃つ。

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■ロ軍選手「ベッツがいなくてもすごい打線」

1回の第1打席で先頭打者アーチをかけた大谷。プレーボール直後にいきなり飛び出した21号は、20本塁打のマルセル・オズナ外野手(ブレーブス)を抜き去り、ナ・リーグ単独トップに浮上した。

ロッキーズの先発タイ・ブラック投手は大谷のほか、ウィル・スミス捕手、フレディ・フリーマン内野手にも被弾。試合後には「妥当な結果だと思う」と振り返った。「スミスにはインコースに投げ切れなかった。オオタニへのボールはそれほど悪いとは思わなかったし、正直、彼が良い形で捉えたようには見えなかった。しかし、それでも本塁打にされてしまった。そして、フレディ(フリーマン)へは、変化球が甘く入ってしまった」と嘆いた。

また、三塁手のライアン・マクマホンは「ムーキー(ベッツ)がいなくても、あの打線は依然としてすごい。ラインナップの上位4選手は全員MVP候補だろう。本当に素晴らしい打線だが、正直なところ、私たちもかなり善戦したと思う」と自らを慰めた。

■指揮官「アナハイムでの時間に感謝」

大谷が左手骨折で負傷離脱したベッツの代わりに1番に入ってから、チームは3勝1敗と好調をキープ。大谷自身も4試合で18打数8安打、2本塁打、6打点と好成績をマークしている。

勢いに乗る大谷は21日(同22日)から古巣エンゼルスとの「フリーウェイ・シリーズ」に臨む。デーブ・ロバーツ監督は、大谷の気持ちを代弁。「彼は今日のことだけを考えている。そして、明日のことは明日考えるだろう。彼はアナハイムでの時間に感謝しており、エンゼルスファンにも感謝している。とにかくドジャースの勝利に貢献したいと思っているだけだ。私はそう思う」と話した。

大谷自身は古巣戦について問われると「楽しみにしている」と話し、チームの動向もチェックしていると明かした。

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