欧州選手権１次リーグＢ組で、アルバニアと２―２で引き分けたクロアチアのルカ・モドリッチ（レアル・マドリード）が取材途中に不機嫌になり話題となっている。
初戦でスペインに０―３で敗れたクロアチアにとって、リーグ突破をかけ、アルバニア戦は落とせない試合。しかし試合終了間際に失点を許し、勝ち点３を逃した。２４日のイタリア戦での勝利が必須となった。
試合後、同国の大スター・モドリッチは、試合後に多数の記者からの質問に答えていた。しかし、英国メディア「トーク・スポーツ」によると、ある記者から「次戦のイタリア戦で勝利を狙うのは若い選手か？ ベテランの選手か？」と問われた。世代交代を求める声が上がるなかとあって、御年３８歳のモドリッチはあからさまに眉をひそめどんどん不機嫌に。質問に回答することなく「もう、行こう」と打ち切り部屋を出て行った。
同メディアによると、今大会ではスロバキアに１―０で敗れたベルギーのケビン・デブルイネ（マンチェスター・シティー）に続く２人目の〝質問無視〟だという。
苦境に立たされるチームを象徴するかのような一幕といえそうだ。
