【奈良】夏越の祓や茅の輪くぐりを体験できる神社5選!無病息災を祈願しよう

公式Instagramより

毎年6月30日に行なわれる「夏越の祓(なごしのはらえ)」。半年間の穢れや罪を祓い、残り半年の健康と厄除けを祈る神事です。

●奈良で「夏越の祓」に参列したい方

●心身を祓い清めたい方

●2024年後半を元気に過ごしたい方

本記事では奈良で行なわれる「夏越の祓」に参列できる神社を5カ所ご紹介します。

また、大阪の神社で夏越の祓に参列したい方はこちらをご参考に♪

※店舗や施設の営業時間・定休日等、イベントの開催情報、植物の見頃期間は変更になる場合があります。ご利用の際は事前に店舗・施設へご確認ください

奈良で「夏越の祓」が行われる神社5選

1.【奈良市】春日大社

公式Instagramより

「奈良公園」の敷地内にある「春日大社」(奈良県奈良市春日野町)。春日山原始林がそばにあり、きれいな空気と自然を感じる一度は訪れたい神社です。「春日大社」で行われる「夏越の大祓」では、直径2メートルほどの「茅ノ輪」をくぐり、大神様のご加護をいただいて日頃の汚れや罪を祓い清め、心身ともに清らかにして残りの半年を過ごします。他の神社では数日前から茅の輪が置かれるところもありますが、「春日大社」の茅の輪が設置されるのは「夏越大祓式」当日の数時間のみなので、当日に訪れるようにしましょう。

公式Instagramより

世界遺産「古都奈良の文化財」に指定される「春日大社」。厳かな雰囲気の境内は朱色の建物と灯籠、原生林の深緑の織りなす美しさに目を奪われます。約30万坪と「東京ドーム」約22個分の広大な敷地面積があります。「奈良公園」から参道までも距離がありたくさん歩きますが、鹿と景色を眺めながら楽しめます。

【開催期間】
夏越大祓式:2024年6月30日(日)15:00

【料金】
無料

○スポット情報

スポット名:「春日大社」

住所:奈良県奈良市春日野町160

アクセス:奈良交通バス「春日大社本殿」下車徒歩すぐ

参拝時間:御本社参拝所〈3月〜10月〉6:30〜17:30、〈11月〜2月〉7:00〜17:00

定休日:なし

電話番号:0742-22-7788

2.【奈良市】御霊神社

公式Instagramより

「御霊神社」(奈良県奈良市薬師堂町)は江戸時代の末期から明治時代にかけての街並みが残る「ならまち」にあります。「夏越の大祓」では、人形の紙に、名前と生年月日を書き、息を3回吹きかける“人形神事”が行われます。日頃の生活で溜まった心身の穢れを人形に託し、お焚き上げすることで穢れを祓い、本来の清浄な姿に戻し、1年の後半を過ごします。

公式Instagramより

「御霊神社」は、第五十代「桓武天皇」の勅命により創祀されたと伝わる神社で、桜、牡丹、芍薬、紫陽花など美しい花の名所としても人気です。家業繁栄・厄除け・安産・平和の神様として多くの方が参拝に訪れています。

【開催期間】
夏越の大祓:2024年6月30日(日)

【料金】
無料

○スポット情報

スポット名:「御霊神社」

住所:奈良県奈良市薬師堂町24

アクセス:JR「京終駅」徒歩10分

参拝時間:8:00〜16:30

定休日:なし

電話番号:0742-23-5609

3.【橿原市】橿原神宮

公式Instagramより

初代天皇「神武天皇」と「媛たたら五十鈴媛皇后(ひめたたらいすずひめこうごう)」が祀られる「橿原神宮」(奈良県橿原市久米町)。6月30日に行われる「夏越大祓」では、参列者と共に、大祓詞を唱えながら、罪やけがれを形代の頭・胸・両腕などをなでて移すように祈念を込めて体を清め、残りの半年を健康に、平穏に過ごせるようにと願います。

公式Instagramより

初代天皇が即位した“日本の始まりの地”といわれる「橿原神宮」。「神武天皇」の即位までは、豪族に行く手を阻まれたり、険しい山を越えたりと厳しい道のりであったことや、「古事記」で137歳まで生きたと記されていることなどから、“人生の導きが得られる”、“長寿をあやかりたい”といったパワースポットしても注目される神社です。

【開催期間】
夏越大祓:2024年6月30日(日)15:00

【料金】
無料

○スポット情報

スポット名:「橿原神宮」

住所:奈良県橿原市久米町93

アクセス:近鉄「橿原神宮前駅」徒歩約10分

参拝時間:〈4月〜5月・8月〜9月〉6:00〜18:00、〈6月〜7月〉5:30〜18:00、〈10月〜11月・2月〜3月〉6:30〜17:30、〈12月〜1月〉6:30〜17:00

※祭典等により変更あり

※12月31日〜1月7日は公式サイト要確認

定休日:なし

電話番号:0744-22-3271

4.【桜井市】大神神社

「三輪山」をご神体とする「大神(おおみわ)神社」(奈良県桜井市三輪)。こちらの神社では、夏至頃から7月の1週目まで、拝殿前に「三ツ鳥居」に似せて作られた大きな3つの輪が連なった「三輪の茅の輪」が設置され、参拝者は茅の輪をくぐって暑い季節の無病息災を祈ります。「夏越の大祓」当日は、大祓の後に古歌を唱えながら神職と参列者で茅の輪をくぐります。

神様の中の大神様といわれる「大神(オオモノヌシ)」。「大神神社」には本殿はなく、「大神」の御霊が宿る山として「三輪山」をご神体本殿とする神社です。参拝は、「三輪山」と拝殿を区切る場所に建つ「三ツ鳥居」を通して「三輪山」を拝みます。拝殿より山を拝する古代の神まつり形式を残す神社です。「三輪山」へは受付をして登山口から入山して参拝することもできます。山そのものが神様となるため、登山道での撮影は禁止、“神に呼ばれた人しか登れない”ともいわれています。

【開催期間】
夏越の大祓 茅の輪神事:2024年6月30日(日)15:00〜

【料金】
無料

○スポット情報

スポット名:「大神(おおみわ)神社」

住所:奈良県桜井市三輪1422

アクセス:JR「三輪駅」徒歩5分

参拝時間:9:00〜17:00

定休日:なし

電話番号:0744-42-6633

5.【天理市】石上神宮

公式Instagramより

「ヤマタノオロチ」を退治した神剣「天十握剣(あめのとつかのつるぎ)」が祀られている「石上(いそのかみ)神宮」(奈良県天理市布留町)。毎年6月と12月に行われる「大祓式」では、手作りの大きな「茅の輪」が設置され御神剣を先頭に古歌を唱えながらくぐり健康長寿を祈ります。「夏越大祓式」の日は、「神剣渡御祭」も行われ大和夏祭りのさきがけとして親しまれています。

公式Instagramより

「石上神宮」には、神の使いとされる御神鶏のニワトリが放し飼いされており、鏡池のほとりを中心に自由に境内の散歩を楽しむ美しい毛色をしたニワトリたちに会うことができます。鶏が木の上に登っても落ちないことから、受験・人気・業績が“落ちない”ことを願う絵馬や、“ピンチを救う”、“起死回生”のお守りとして多くのご利益の体験談がある御神宝「七支刀」の描かれたお守りを求めて多くの人が訪れる神社です。

【開催期間】
夏越大祓式:2024年6月30日(日)17:00〜

【料金】
無料

○スポット情報

スポット名:「石上(いそのかみ)神宮」

住所:奈良県天理市布留町385

アクセス:天理市コミュニティーバス「石上神宮前」下車徒歩約10分

参拝時間:5:30〜17:30 ※季節により変動あり

定休日:なし

電話番号:0743-62-0900

奈良で夏越の祓を体験してみよう

奈良エリアで「夏越しの祓」を行っている神社をご紹介しました。残り半年を健康に過ごしたい方は、ぜひこの記事を参考に訪れてみてください。

© 株式会社大新社