アッル・アルジュン主演のインド映画『仕置人DJ』7月12日公開 アクション満載の予告編も

アッル・アルジュンが主演を務めるインド映画『仕置人DJ』が、7月12日よりシネ・リーブル池袋、池袋HUMAXシネマズほかにて全国順次公開されることが決定した。

本作は、インドで2017年に公開されたアクションコメディ。『プシュパ 覚醒』や『ザ・フェイス』への出演で知られるアルジュンが、古風なバラモンとして、神を称える歌であるストートラをサンスクリット語で詠唱。専門トレーナーをつけて習得したというバラモン方言のテルグ語を操り、伝統衣装を裾さばきも鮮やかに着こなすキャラクターを演じている。『ランガスタラム』『ザ・フェイス』などを手がけたデーヴィ・シュリー・プラサードが音楽監督を務めた。

ヒロイン役を務めたのは、『アラヴィンダとヴィーラ』のプージャー・ヘグデ。バラモンの主人公とは対照的な、裕福でファッショナブルな都会の女性に扮している。そのほか、ラーオ・ラメーシュ、スッバラージュらがキャストに名を連ねた。

アーンドラ・プラデーシュ州ヴィジャヤワーダにあるバラモンの集落。そこに生まれたドゥッヴァーダ・ジャガンナーダム・シャーストリ(通称DJ)は、古風で保守的な教育を受けて育った。一族は代々、近くにあるシヴァ神を祀った大寺院で僧としてお勤めをしていたが、現在は一般人の結婚式などへのケータリングを行う宴会料理人を生業としている。その味は評判で、遠くハイダラーバードにまでしばしば出張して調理を行っていた。少年時代のDJは、ハイダラーバードへの出張に同行した際に、ギャングを逮捕しようとして返り討ちにあった警官の命を助ける。その警官プルショーッタムは、DJの不正を憎む心と実力行使もためらわない胆力に感銘を受け、彼をこっそりと超法規的な仕置き人に仕立て上げ、この関係はその後20年近く続く。大人になった彼は、親族の一人が大規模な投資詐欺事件の犠牲になったことから、その黒幕ロイヤラ・ナーイドゥの成敗に向けて動き出す。

『仕置人DJ』予告編
あわせて公開された予告編には、古風なイメージを持ちつつも、アルジュン本来のスタイリッシュさを全開にした、アクションやダンスを見せたソングシーンも映し出されている。
(文=リアルサウンド編集部)

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