青山市長 西日本で出た有害なPCB廃棄物の受け入れを表明 期限を再延長しないことなど条件に 室蘭市

北海道の室蘭市は国からの要請を受け、西日本で人体に有害なPCB廃棄物が新たに見つかった場合、室蘭市内にある処理施設で受け入れることを決めました。

青山市長:「新たな受け入れ条件を国に提示し、国がその条件を承諾することを前提に、室蘭での期限内での受け入れ処理を受託する結論になりました」。

21日に開かれた室蘭市議の議員協議会で、青山市長は、西日本で出た有害なPCB廃棄物を市内の処理施設で受け入れると表明しました。

処理施設は国内に5か所ありましたが、ことし3月末で北九州市など3か所の事業が終了したことから、国は室蘭市に対し、西日本で新たに廃棄物が見つかった場合の受け入れを要請していました。

市は、受け入れにあたって処理事業を2026年3月末までとし、再延長しないことなどを条件に承諾することにしています。

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