とさでん交通5年ぶりの黒字決算 コロナ禍の収束やドラマの影響【高知】

高知県のとさでん交通は6月21日に昨年度の決算を発表。約9100万円の黒字と、5年ぶりの黒字決算となりました。

とさでん交通は、21日の会見で昨年度の決算について約9100万円の黒字になったと発表しました。とさでん交通は新型コロナウイルスの影響などで2022年度まで4年連続で赤字決算となっていて、黒字決算は5年ぶりです。コロナ禍の収束や牧野富太郎博士をモデルにしたドラマの影響などで、高速バスや貸切バスなどの事業が好調に推移したということです。

一方、路面電車は1億100万円の赤字。また、路線バスは5億4000万円の赤字となり、ともに赤字が続いています。とさでん交通は今後の一番の課題として人員不足をあげていて、今後処遇の改善を行い人員確保に努めるとしました。

© RKC高知放送