大雨による土砂災害からドライバーを守るため、みなかみ町で国道を通行止めにする遮断機の操作訓練が行われました。
訓練は大雨のシーズンとなる梅雨入りの時期に合わせ、国土交通省高崎河川国道事務所が毎年実施しているもので、21日は職員ら26人が参加しました。
実施場所はみなかみ町猿ヶ京温泉の国道17号で、連続雨量が150ミリを超えた場合に土砂災害の被害防止のため、約12キロにわたり通行止めとなります。
過去2019年の台風19号や、去年の台風7号で通行止めが実施されています。
訓練は総雨量が基準を超えたことを想定して行われ、職員らが国道の両側にある遮断機を操作し、道路を通行止めにする作業を確認しました。
上り線と下り線、それぞれに設置された遮断機は、1つの操作盤で開閉することができます。
参加者の約半数が新人などの若手職員で、先輩から指導を受けながら遮断機を操作するなど真剣に訓練に取り組んでいました。