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専門性の高い技術を生かして働く「技術士」の会合が6月21日に高知市で開かれました。
技術士とは科学技術の知識と能力をいかして働く技術者のうち、年に1度の国家試験合格者に与えられる名称です。機械や建設、情報工学など21の部門に分かれ、高い専門性をいかして企業などで活躍しています。
21日は高知市でこの技術士で構成される日本技術士会高知支部の設立5周年を祝う会が開かれました。
会では河野一郎支部長が5年間の歩みを振り返ったほか、2023年度の国家試験合格者6人の紹介が行われました。6人はいずれも建設部門の合格者でこの年の合格率は9.8パーセントとなっていました。
会ではあわせてエッセイスト・タレントの安藤和津さんによる記念講演も開かれました。安藤さんは笑いを交えながら自身の母親の介護体験を振り返り、「人生を途中で投げることは簡単だが、じっと我慢して受け入れて過ごすことも大切」と参加者に呼び掛けていました。