IHバレーボール 女子は京都橘高校が25連覇、男子は洛南高校が3年ぶりに全国の切符!

6月16日、バレーボールの全国インターハイの切符をかけた決勝戦が、舞鶴市で行われました。
女子の決勝は、京都橘と北嵯峨の一戦、5大会連続同じ顔合わせとなりました。
第1セットを京都橘が先取し、迎えた第2セット。
27年ぶりの優勝を目指すオレンジの北嵯峨は、3年・エースの甲斐心美が躍動します。
全国高校選抜候補にも選出された身長175センチの甲斐の高さを生かしたスパイクで得点を重ねます。
北嵯峨は、相手の攻撃をしぶとく繋ぎ、最後は、甲斐がアタックを決め勢いに乗ります。
その後も粘りのバレーをみせる北嵯峨が、21-21の同点に持ち込みます。
すると、大会24連覇中の絶対女王・京都橘が、たまらずタイムアウトを取ります。
北嵯峨は、その後もエース・甲斐にボールも集めますが、京都橘のブロックに阻まれます。
最後まで必死に女王に食らいついた北嵯峨でしたが、全国の舞台には、あと一歩届きませんでした。

【声】北嵯峨高校 甲斐心美 選手
「チームの波が出てしまったというか、ダメなところが出てしまったので、次の春高バレー予選までには、チームの波を無くせるようにしたいです」

優勝の京都橘は、前人未踏の大会25連覇、初のインターハイ優勝を狙います。

【声】京都橘高校 川岸夕紗 キャプテン
「まず ほっとしているのが一番です。
先輩が作ってきた伝統を受け継いでいくためにも、絶対に勝たなければいけなかったので
勝ってすごくほっとしています」

【声】京都橘高校メンバー
「インターハイ頑張るぞ~」

男子の決勝は、3連覇がかかる赤と白の東山と、今年の春高バレー出場の白と青の洛南のカードとなりました。
3年ぶりのインターハイ出場を目指す洛南は、第1セット、この大会までに強化してきたブロックで東山のアタックをシャットアウトします。
キャプテン・中上烈の強烈なバックアタックも決まり、第1セットを取ります。
勢いの乗った洛南は、第2セットに7連続得点を上げるなど、ライバル・東山を始圧倒し、3年ぶりのインターハイの切符をつかみました

【声】洛南高校 中上烈 キャプテン
「自分たちのプレーを出すことができて、それが結果につながったと思います。
洛南高校はバレーを楽しむというのをモットーとしていて、流れや雰囲気に関して最高のゲームだったと思います」

【声】洛南高校メンバー
「インターハイ絶対優勝するぞ!」

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