荒天の中で4バーディ 藤田さいき「めちゃくちゃしのいでいた」

藤田さいきは雨の中14ホールをプレーして4アンダー(撮影/松本朝子)

◇国内女子◇アース・モンダミンカップ 2日目(21日)◇カメリアヒルズCC(千葉)◇6688yd(パー72)

2日目を4位で迎えた藤田さいきは4ホールを残して4バーディ、ノーボギーでプレー。通算8アンダーまで伸ばして競技サスペンデッドとなった。

朝から雨が降り続いたこの日は10番からスタート。12番で3mを沈めて1つ目のバーディを奪うと、14番(パー5)でも3打目を1.5mにつけて着実にスコアを伸ばした。18番(パー5)も獲って前半を「33」で折り返すと、2番では9mを流し込んでのバーディ。5番を終えたところで競技中断のホーンが鳴った。

4ホールを残して帰路についた藤田(撮影/松本朝子)

タフなコンディションの中でもノーボギーと、安定したプレーを披露。「めちゃくちゃしのいでいた。いいゴルフができたんじゃないかな」と振り返った。

午前11時7分に中断し、その後は2度の再開アナウンスが流れたものの、コースコンディションの復旧が間に合わずにそのまま午後3時25分にサスペンデッドに。「(再開でも中断でも)どちらでも大丈夫でした」。4時間超の“待ち時間”を淡々と受け止めた。

11ホールを回り通算8アンダーの高橋彩華(撮影/松本朝子)

初日首位発進の高橋彩華も午前7時55分に1番からスタート。前半を2バーディ、1ボギー「35」で終えると、11番までを終えたところで中断となった。

今週は最終日の23日(日)も雨予報が出ており、同日までに72ホールを完遂できなかった場合は予備日の24日(月)決着となる。

高橋は笑顔で帰宅(撮影/松本朝子)

藤田は「長いので体力管理が重要。そこを上手に向き合ってやるしかない」。高橋も「きょうは朝早かったので、すぐに帰ってゆっくり寝たい」と笑顔で話し、足早に帰路についた。(千葉県袖ケ浦市/内山孝志朗)

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