国家エネルギー局、中国の電力需要量は巨大

中国国家報道弁公室は20日、国家エネルギー局エネルギー・再生可能エネルギー司の李創軍司長が中国の再生可能エネルギーの発展や、これまでに上げた成果を紹介しました。

中国国家報道弁公室は20日、「ハイクオリティな発展推進」シリーズテーマ記者会見を開き、国家エネルギー局エネルギー・再生可能エネルギー司の李創軍司長が中国の再生可能エネルギーの発展や、これまでに上げた成果を紹介しました。

第一は、中国の再生可能エネルギーの発展は大きな市場の可能性によるものです。中国は世界最大のエネルギー供給国であり消費国です。2023年の全世界の再生可能エネルギーの新規設備容量は5億1000万キロワットで、そのうち、中国の新規設備容量は3億キロワットを上回り、世界のその他の国々の合計を超えています。ほかには、タイムリーな政策調整の恩恵があり、近年、新エネルギー産業は徐々に政策主導の発展から市場主導の発展へとモデルチェンジを推進してきました。また、競争的な配置が進んだことにより風力発電と太陽光発電の価格が適正化するという新たな発展段階に入っています。

李司長によれば、風力発電と太陽光発電などの新エネルギー発展はかなり市場化が進んでおり、開かれた市場環境の下で、多様な市場主体が現れ、民間企業が活性化し、十分な市場競争が行われているため、活力に満ちたイノベーションが進んでいます。太陽光発電を例にとるなら、中国では100社以上の太陽光発電企業が上場しています。中国の風力発電分野は現時点で、発電ユニットの大型化、浮上式風力発電などの分野において世界の先端レベルに達しているということです。(提供/CRI)

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