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県議会最大会派の自民党県議団は金属スクラップなどを保管する「ヤード」を規制する条例案を本会議に先立ち開かれた議会運営委員会に示しました。
自民党県議団によりますとヤードは金属スクラップの国外需要が増えるとともに急増し、県内には、去年2月の時点で229か所あるとしています。
一方、不適切な保管により一部ヤードで、火災が起きたり、敷地外に崩落したりしていることから、今回の条例案は、地域住民の安全を守る狙いがあります。
条例案では事業者が、屋外に敷地面積が100平方メートルを超えるヤードを設置する場合、知事の許可を受けなければならないとしています。
さらに事前の地域住民への周知や囲いの設置などを求めています。
また、無許可でヤードを設置した場合などに罰則を科すことが盛り込んであります。
自民党県議団は一般質問の最終日、6月27日に条例案を提案する予定で、可決されれば来年1月1日に施行されます。