先月、初セリがおこなわれた夕張メロン。最高値で競り落とした企業が夕張メロンを存分に楽しめる大胆な企画を実施しています。記者が体験してきました。
永山友菜記者)
「おいしそうに熟れたメロンが並んでいますよ。見ているだけで唾が出てきちゃいます」。
芳醇な香りとコクのある甘みが特徴の夕張メロン。
ホクユーパック・野田清道会長兼社長)
「濃い!うまい!夕張メロン!」。
先月24日、札幌市中央卸売市場でおこなわれた夕張メロンの初セリ。最高値の2玉300万円で競り落としたのが地元夕張で夕張メロンの梱包をする会社の野田会長です。
野田会長)
「濃さ、うまさ、一段とわかるかと思います。みな夕張に来てください」。
…と言っていたので、我々はその言葉を鵜呑みにし、本場の夕張メロンを求めて現地に向かいました!
野田会長)
「さぁ急げー!」。
次から次へと流れているのは出荷用の夕張メロンが詰められた段ボール。その横に赤いハチマキ姿の野田会長を発見。
野田会長)
「お客様においしいものを届ける。大きさを瞬時に見ている。みんな同じような大きさをそろえて入れてあげる」。
最高ランク「特秀」のシール貼りも佳境を迎えています。このシールによって、ただの「夕張のメロン」が正真正銘ブランドとしての「夕張メロン」の称号を手に入れることになります。
なんと今回、特別に従業員以外では初となる「特秀」のシール貼りを体験させてもらいました。
永山友菜記者)
「プルプル震えちゃう。メロンに触るのも緊張しますね」。
野田会長)
(Q(今年の)出来栄えは?)「良すぎます」。
そんなことを言われたら食べずにはいられません。
永山友菜記者)
「食べ放題に挑戦させていただきます」。
ここではなんと3300円で夕張メロンの食べ放題ができるんです。制限時間30分。最高記録の60カット(7.5玉)を超えることはできるのでしょうか。
永山友菜記者)
「すごい果汁がめちゃくちゃあふれてきました。みずみずしいですね。果汁が・・・」、「100個ぐらい行けると思います」。
野田会長が見守るなか、いいペースでメロンを頬張っていく永山記者。
(Q会長のメロン愛はどこから?)
「夕張メロンを見ながら育ってきている。夕張市出身なので夕張愛とメロン愛は誰にも負けない自負がある」。
永山友菜記者)
「んー!とろけました」。
野田会長)
「人間ってうまいもの食べると笑顔に。それがみたくて僕らも食べ放題やってる」。
そんなメロン愛にあふれる野田会長も一緒にと思いましたが・・・
(Q会長もいかがですか?)
「毎日3店舗まわって、毎日試食のメロンを味見する」。
毎日、1.5玉分の夕張メロンを試食している野田会長。自分が食べて終わりではなくメロンを食べるお客さんの笑顔こそが真の幸せです。
結果は、13カット。奇しくも野田会長が毎日試食するという1.5玉とほぼ同じ量でした。そんな夕張メロンですが23日(日)は夕張友酉市場で「夕張メロンまつり」が開催されます。
試食が振舞われるほか先着30人限定、ちょっとお得に2000円で食べ放題も楽しめます。