さいたま芸術劇場の“新たな芸術集団”始動

 彩の国さいたま芸術劇場が今年度、立ち上げた、新たな芸術集団「カンパニー・グランデ」。

 参加メンバーが一般公募で決まり、21日、活動を開始しました。

 「カンパニー・グランデ」は、一般公募で選ばれた120人で作る芸術集団です。

 メンバーは、5月から6月にかけて応募があった832人の中から選ばれました。

 最年少は16歳、最高齢は83歳。プロのアーティストのほか、外国籍の人や障害者など、さまざまなメンバーで構成されているのが、大きな特徴です。

 初日の21日はメンバー24人が参加。近藤良平芸術監督や講師も交じって、お互いの顔を見て笑ったり、2人1組になって体に触れ合ったりして、新たな芸術の可能性を探りました。

 メンバーは今後も、年間を通して創作活動に取り組み、そこから生まれたアイディアをもとに、来年3月に舞台作品を発表する予定です。

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