山梨県甲府市・山日YBS球場で20日夜、プロ野球の試合が行われ、1,400人超の観客が詰めかけました。試合運営には独立リーグ「ルートインBCリーグ」参入を目指す「山梨ファイアーウィンズ」が参加。悲願のリーグ参入に向け、運営能力をアピールしました。
プロ球団がない山梨で20日に行われたのは、ルートインBCリーグ選抜と、埼玉西武ライオンズファームの一戦。
運営を担った山梨ファイアーウィンズは昨年、リーグへの加盟が見送られました。課題の一つと指摘されたのが運営能力。今回の試合運営は2025年度からの加盟に前進する絶好の機会です。
球団代表・加藤幹典監督
「試合進行がしっかりできるか、お客様が入ったときに運営がしっかりとできるか、トラブルなくこなすことができるかがすごく大事。選手たちと一つ一つクリアしていきたい」加賀美爽選手「地元の山日YBS球場で試合をするので、山梨の方々にも印象づけられるような運営や働き方を選手全員でやっていきたい」
1,000人を目指した来場者は、目標を大きく上回る1,452人に。
午後5時プレーボールの試合は2-2の引き分けでしたが、プロのハイレベルなプレーに会場は大いに盛り上がりました。
山梨ファイアーウィンズは運営の実績をリーグ側に報告し、BCリーグ参入実現につなげたい考えです。