ひろゆき氏「頭脳王」河野玄斗に「もったいなくね?」司法試験合格も塾経営に疑問 東大生タレントにも「なんでなの?」

 河野玄斗

 東大医学部を卒業し、医師国家試験、司法試験、公認会計士試験に合格したタレントの河野玄斗が、実業家ひろゆき氏のYouTubeチャンネル「夜な夜な生配信!ひろゆきと有名人に…【質問ゼメナール】」に出演した。

 クイズ番組「頭脳王」で3度優勝するなど、破格の知力を持つ河野は現在、オンラインの大学受験塾を経営している。ひろゆき氏に対してはこれらを語りつつ、自ら「インテリタレントとしてテレビに出させてもらっています」と自己紹介した。

 TBS「東大王」など、現役東大生や東大卒業生のテレビ番組進出が目立っているが、ひろゆき氏は「東大を出てる系の人で、タレントとか勉強することを目的にしちゃうのはなんでなのかな?」と問いかけ。米国のハーバード大生なら「勉強法を教えますじゃなくて、ベンチャービジネスやりますとか、もしくは、大企業に入りますとか、モノを創る系の、なにかしら自分の能力で、その人しかできないことをやろうとする」と、タレント東大生との違いを示した。

 その上で「河野さんが、その勉強法を教えようが、東大に受かる人数は一緒。河野さん自身でしかできない、形とか実績というのが見えないから、なんかもったいないんじゃないか」と尋ねた。

 河野は「もったいないとよく言われる」と認めた上で、自身が社会貢献をしたいというより、「自分がしたいからしているところはある。僕は元々、勉強することが好きだった」と中高生のころから友人に勉強を教えており、そこに喜びを感じるタイプだったと説明した。

 しかし、ひろゆき氏は「河野さんほどじゃない人でも、普通にモノを教えるのをやっている人はいっぱいいる」とし、三大難関資格を取得するほどの優秀さがありながら、「それを使わないで、このレベルのことをしているっていう」とコメント。「コンビニの店員さんも社会貢献じゃないですか。でも河野さんがコンビニ店員やってたら、もったいなくね?って人は思う。そのもったいなくね?感が…」と首をひねった。

 河野は、「そう言って頂けるのは逆に評価していただいているからで、うれしい」と大人の対応を見せ、自身の教育論などを語った。

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