LG、最大180Hz対応の31.5型WQHDゲーミングモニターなど3機種

LGエレクトロニクス・ジャパンは、ゲーミングモニター “LG UltraGearシリーズ” から、WQHD解像度の31.5型モデル「32GS75Q-B」、およびフルHD解像度の27型モデル「27GS50F-B」、23.7型モデル「24GS50F-B」を6月下旬より順次発売する。価格はオープンだが、32GS75Q-Bが税込66,000円前後、27GS50F-Bが税込33,000円前後、24GS50F-Bが税込26,000円前後での実売が予想される。

「32GS75Q-B」

「32GS75Q-B」は、鮮やかな発色と自然な色合いを表示する広視野角のIPSパネルを搭載した、WQHD(2,560×1,440)解像度のゲーミングモニター。応答速度1ms(GTG)とリフレッシュレート最大180Hzによって、高速な動きでも画面のぼやけ(モーションブラー)を感じさせないとアピールする。

HDR10に対応。色域はsRGBを99%(標準値)カバーし、高い色再現性によって、自然かつ美しい色彩を表現するとしている。映像遅延を抑えるDASモード(自動設定)にも対応し、 FPSやシューティングRPGやRTSなど、各ゲームジャンルの魅力を最大限に引き出すという。

「32GS75Q-B」の背面部

ゲームを優位に進めるゲーミング機能として、画面のズレ(ティアリング)やカクつき(スタッタリング)を抑える「AMD FreeSync テクノロジー」と「NVIDIA G-SYNC Compatible」に両対応。HDMIはVRR(可変リフレッシュレート)もサポートする。また、FPSなど暗いシーンの闇に潜む本来見えないターゲットを映し出す「ブラックスタビライザー」や、画面の中心にマークを表示する「クロスヘア」などもサポートする。

スタンドは110mmの高さ調整、前後-5 - 15度の角度調整、ピボットに対応し、フレキシブルな画面の位置調整が行える。ほか、ブルーライトを抑える「ブルーライト低減モード」も搭載する。

インターフェースには、HDMI入力×2、Display Port入力×1、ヘッドホン出力(3.5mmステレオミニ)を備える。外形寸法/質量(スタンドあり)は714W×501 - 611H×254Dmm/7.5kg。

「32GS75Q-B」の端子部分

「27GS50F-B」「24GS50F-B」は、最大180Hzのリフレッシュレートに対応するVAパネル搭載のフルHD(1,920×1,080)解像度のゲーミングモニター。FPSなど高速表示が望ましいコンテンツにおいても、高速かつクリアな映像表示によって高い視認性を確保。それでいて、手の届きやすい価格を実現したエントリーモデルと謳っている。

「27GS50F-B」
「24GS50F-B」

映像を画面出力する際に一度格納される「フレームバッファ」を通すことなく、映像をダイレクトに出力することで映像遅延を最小限に抑える「DAS モード(自動設定)」や、VRR(可変リフレッシュレート)に対応。ちらつきやカクつきを軽減することで、滑らかな映像表示が可能としている。また、「AMD FreeSync テクノロジー」の認証を取得し、AMD社の対応APU/GPUでの動作も保証されている。

「27GS50F-B」の背面部

さらに、映像のコマが切り替わる際に黒画面を挿入することで残像感を軽減する「1ms Motion Blur Reduction」をサポート。ほかにも、くっきりとした映像を映し出し、よりターゲットの動きが見やすくなる機能や、暗くて見えにくい部分を認識して明るく映し出し、闇に潜むターゲットを見つけやすくする「ブラックスタビライザー」などゲーミング機能を多数搭載している。

インターフェースには、HDMI入力×2、Display Port入力×1、ヘッドホン出力(3.5mmステレオミニ)を備える。外形寸法/質量(スタンドあり)は、27型が614W×456H×202Dmm/3.87kg、23.7型が540W×414H×196Dmm/3.55kg。

「27GS50F-B」の端子部分

© 株式会社 音元出版