熊本市のアパートで2遺体親子か 死体遺棄の疑いで捜査【熊本】

20日夕方、熊本市中央区のアパートで2人の遺体が見つかりました。この部屋に住む親子と連絡が取れておらず、警察は、遺体はこの親子の可能性があるとみて身元の特定を急ぐとともに死体遺棄の疑いで捜査しています。

【堂前 泉紀 記者リポート】
「熊本市中央区渡鹿です。このアパートの一室で男性の遺体が見つかり、さらにその部屋のベランダから白骨化した遺体が見つかったということです」

20日午後4時ごろ、熊本市中央区渡鹿にあるアパートで、「男性が亡くなっている」とこの部屋を訪ねた不動産業者から消防に通報がありました。

警察によりますと、室内で男性があおむけで倒れていて、その場で死亡が確認されました。

遺体に目立った外傷はなく、室内が荒らされた形跡もなかったということです。

さらにベランダに置かれた箱形の容器から白骨化した性別不明の遺体も見つかりました。この部屋に住む80代の女性と60代の男性の親子と連絡が取れていないということです。

【近所の人】
「ここに引っ越してきて9月で6年になるが、当初はベランダで洗濯物を干しているのを1、2回見たかな」(お母さんの方?)「多分そうだと思う。騒ぎがあったとかそういうことはない」

警察は、見つかった2人の遺体がこの親子の可能性があるとみて身元や死因の特定を急ぐとともに、死体遺棄の疑いで捜査しています。

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