熊本市で大型トレーラーが道路をふさぐ 防犯カメラが事故の瞬間を捉えた【熊本】

20日お伝えした熊本市西区の国道で大型トレーラーがスリップして反対車線までふさいだ事故。事故の瞬間を防犯カメラが捉えていました。運転していた男性は「いつもよりスピードを出しすぎていた」と話しているということです。

横に滑るような形で走ってきた1台の大型トレーラー。次の瞬間、反対車線側の駐車場に突っ込み、止めてあった軽自動車とぶつかりました。

この衝撃で、車からは白い煙のようなものが出ているのも確認できます。

反対車線を走っていた大型トラックはギリギリのところで止まり、衝突を回避したといいます。

【平井 茂徳記者リポート】
「熊本市西区の国道501号線です。事故にあったトレーラーが両車線をふさぐ状態で停車しています」

20日午後1時ごろ、玉名市方面に向かっていた大型トレーラーが、中央線に設置された反射板にハンドルを取られ、スリップ。

道路沿いの駐車場の柵や止めてあった軽自動車に衝突し、合わせて車5台が被害を受けたということです。

【現場近くの工場の従業員】
「中央分離帯の所に石みたいな、縁石みたいなものがあるんですけど(運転手は)『そこに乗り上げてスリップした』と言っていた」

この事故によるけが人はいませんでしたが、車両が車線をふさぐ形で止まり、
現場の国道はおよそ3時間にわたって全面通行止めとなりました。

警察によりますと、運転していた40代の男性は「いつもよりもスピードを出しすぎていた」と話しているということです。

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