飲酒運転で事故の小学校男性教師(48)を“懲戒免職” 酒に酔ってタクシー運転手などに暴行の中学校教師は“停職4カ月”【新潟発】

新潟県教育委員会は2024年1月に飲酒運転をして事故を起こした長岡市の小学校に勤務する48歳の男性教師を懲戒免職処分に。2月に酒に酔ってタクシー運転手や警察官に暴行を加え、逮捕された上越地方の中学校に勤務する30代の男性教師を停職4カ月の処分にしたと発表した。

飲酒運転で事故…男性教師を懲戒免職

懲戒免職処分を受けたのは、長岡市立大島小学校に勤めていた男性教師(48)だ。

男性教師は、2024年1月27日、見附市内の飲食店で飲酒後、自家用車を運転して交差点内で通行中の車両に衝突。

現場に駆けつけた警察官から呼気検査を受けたところ、呼気1L中、基準値を超える0.2mgのアルコールが検出され、酒気帯び運転で検挙された。

男性はその後、罰金50万円の刑事処分を受けたほか、90日間の免許停止の行政処分を受けている。

酒に酔いタクシー運転手などに暴行…

一方で、停職4カ月の処分を受けたのは、上越地方の中学校に勤める30代の男性教師だ。

この男性教師は2024年2月3日、糸魚川市内の飲食店で飲酒後、タクシーに乗車した際、運転手とトラブルになり、顔面を複数回殴るなどして全治2週間のケガを負わせたほか、事情聴取を受けた警察官の顔面をたたいたとして逮捕。

男性は傷害と公務執行妨害で起訴され、罰金40万円の刑事処分を受けている。

県教委が謝罪「県民の信頼損なう行為」

県教育委員会によると、2人とも学校が休みの土曜日に事件を起こしたという。

教職員の懲戒処分を受け、県教育委員会は「県民の信頼を損なう行為で重く受け止めている。学校の児童や保護者はじめ、様々な方に多くのご迷惑をおかけしたことについておわび申し上げる」とコメントしている。

(NST新潟総合テレビ)

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