AI使った賢い働き方講座「単純作業はAIに任せ 人は人にしかできないタスクに集中」長崎

「1分でも早く仕事を終えて家に帰りたくありませんか?」21日、長崎市で人工知能=AIを使った賢い働き方講座が開かれました。

西海クリエイティブカンパニー 宮里賢史代表取締役:
「AIだからといって理系である必要は全くないですし、車を運転されると思うんですけどエンジンの仕組み説明できますかっていうのと同じですね」

講座を開いたのはユーザー380万人以上のAIサービスなどを開発している長崎県西海市の地域商社です。講座のテーマは「AIで仕事を時短!」

21日は行政や金融機関の職員らに向けて先端AIを活用した資料作成などを披露しました。

宮里さん:「イベントのプレスリリースを書いてください」

箇条書き程度の内容でもAIと会話をするようにいくつかの情報を与えるだけで、ものの数分で資料が完成します。

宮里さん:
「(AIで)やればですね…出はします。《プレスリリース(の作成)》は作業でしかない。“それが伝わるか” “これをみてテレビ局の方が来てくれますか” と考えるところが人間の仕事」

宮里さん:
「ものの5分くらいで簡単なアプリ、簡単なTwitterのようなアプリだったらできてしまいます。《こういう風にAIに指示をするんだな》そうすると《AIってこういう風に反応してくるんだな》と体感いただければ…どんどん楽しいと思っています」

講師の宮里さんはこれからの時代はAIのコミュニケーションがカギになる。自分の目標やイメージをAIと具体的に共有することが大事だと話していました。

単純作業をAIに任せ人は、人にしかできない重要なタスクに集中する。AIとの付き合い方次第で人出不足解消にもつながりそうです。

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